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2019年11月

2019年11月15日 (金)

JBJ78 英語のジョーク8

228 英語ジョーク快読のススメ

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    (書名) 英語ジョーク快読のススメ
                        ジョークがわかれば、言葉も文化もわかる
                        開拓社言語・文化選書11
      (著者) 中野清治
      (出版者)開拓社  
      (形状) 四六判ソフトカバー
      (頁数) 191 
       (出版年)2009/06/17

・ジョークの多くは、ダジャレのように発音の似た言葉や同音異義語などを利用している。だから外国語の場合は、その言語によほど通じていないとよくわからない。この本はそのあたりを文法用語を使って詳しく解説してくれている。
 その解説がうるさくもあるが、きちんと対訳がついているわけでもないので、解説を読まないと何がおもしろいのかわからない場合もある。英語を真面目に勉強している人にはいい本だと思う。

・例えば、

 Call me a taxi.
 Okay--you're a taxi.

というジョークには、「タクシーを呼んでくれ」〔SV00〕を、「タクシーと呼んでくれ」〔SVCC〕というふうに曲解して茶化したもの(p24)。という解説がついている。このくらいだとなんとかわかるが、次のジョークはわたしにはわからなかった。

「What part of the car causes the most accident?
 The nut that holds the wheel.

 2行目には二つの homonyms が用いられているので、込み入っている。 Nut「ボルトを締めるナット/馬鹿者」の両義。 Wheel「車輪/ハンドル」の両義。「自己の最も多い原因となるのは車のどの部分か」―「車輪をおさえているナットだ/ハンドルを握っている馬鹿だ」同一の音に二つの異なった意味がある語を含む文を、他の言語に訳すのはまず不可能である。これに類する日本語の駄じゃれ「かみに見放されたら、うんは自分の手で掴め」を、英語に訳すことはできるだろうか。(p30)」

・次のジョークに、役割や焦点を転移して意外性を感じさせる例としてあげられている。

「A patriot is always ready to lay down your life for his country.

 a patriot「愛国者」 be always ready to ~「進んで~する、~する覚悟である」 lay down「〔命など〕捨てる、犠牲にする」 上の文、為政者もしくは指導者の立場に立って読めば、すんなりと頭に入る。 A patriot is always ready to lay down his life for his country. の his の部分が your に置き換えられているところに辛らつな皮肉が読み取れる。声高に愛国を叫ぶお偉いさんたちは戦場に赴かず、黙している者が戦場に狩り出される。(p136)"」

 

 

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